反逆のことなかれ主義宣言
立ち上がれ、ことなかれ主義者達よ。
主張することもなく、抵抗することもなく、上からは叩かれ、下からは突き上げられ。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、しかる後、何事もなかったのごとく茶を啜ってきた。
36.3℃の我々の体温は若干低く、情熱も相応に低い。
そしてその存在感は半透明だった。
うつむくな! キャッシュレスの時代に小銭は落ちておらぬ。
今こそ反逆の時はきた。
立ち上がれ、しかし表向きは座ったままであれ。
こぶしを握れ、しかしその実やんわりと湯呑を手のひらに包め。
刮目せよ、しかし表向きは半開きにせよ。
笑いたければ笑え。
どれほどこっそり陰で笑われようとも、いかほども我々の心を傷つけることはできない。
誇りを持った心はどんな石よりも固く、しかしやんわりとした脂肪に覆われ当たり障りは無い。
内に秘めた輝きは真夜中の金星のごとく、どの天体より光りを放ちながら
秘めっぱなしで誰にも知られることはなく、
その明るさは「太陽と月を除く」という注意書きを免れない。
我々はここに声高らかに宣言する。
期待と失望と人間関係を「ほどほど」という潤滑油で受け流し、
正義と正論の熱病を「ちょうどよい湯加減」で平穏へと冷却する。
我々の存在を無視するがいい、しかし視界のすみっこには写るだろう。
我々は世界を救いもしないし壊しもしない。
暇と退屈を携えて、のんべんだらりと日常を送るのだ。
だからどうか放っておいてくれ。
世界が我々の名を呼ぶとき、我々は既に次の茶を淹れているだろう。
そしてこう嘯くのだ。
「一休み、ひとやすみ」
運営者情報
名前:甲斐性なし部長
体温:36.3℃
生態: 社会の荒波を「ほどほど」という潤滑油でやり過ごす、どこにでもいる、しかし少しだけ頑固な「ことなかれ主義者」。
趣味の領域:
・琥珀色の休息:誰にも邪魔されず、安価で旨いハイボールを啜りながら、オンラインゲームで苛立ちをつのらせること。
・低周波の抵抗: エレキベースの重低音に、言葉にできない反逆心を込めること。
・鈍色の疾走: 愛車のランドナー(自転車)で誰とも競わず、ただ視界の隅っこを通り過ぎること。
・ボルダリング:ボルダリングウォールを前にして少しも登らず酒ばかり飲み、挙句の果てには大自然の岩を前にしても酒を飲む。アウトドア派。
お問い合わせ
当サイトに関するご質問やご相談は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
