今週のお題「山」にまつわること。
霊峰「瑞牆山」

山梨県に位置するのこぎりのような大小様々な形の岩が切り立つ奇峰。
標高2,230m 花崗岩。
クライマーの聖地
写真を見返すとちょうど10年前だった。
岩手から友人2人とボルダリングマットを積んで車中泊をしながら雨の中移動。
目的は直登ルートの高野聖(初段)。
右抜けルートが百鬼夜行(3段)

岩のかっこよさが異常。
クライマー以外にも伝わる感覚なのだろうか?
3段は僕には無理。3段以上はアスリートの領域だと思う。
僕のようにプライベートウォールで酒飲みながらトレーニング(というか遊んでいる)してる連中は初段が限界。
ちなみに初段は一級までの課題とは明確に難しさが分かれる。
上級者の入り口であり初段以上を登ると「段クライマー」と呼ばれて少しだけ調子に乗れるが、上級者の中に入ると雑魚同然。
オタ初心者が常人から見ると結構キモく見えるのにガチオタの前では謙遜せざるを得ないような感じだと思ってもらえるとわかりやすい。
しかし高野聖は完登できなかった。
雨で濡れていることを差し引いても実力が及ばなかったのは間違いない。

アサギマダラ(5段+)
人がいないと分からないが10m以上はある。落ちると命に関わる。
5段は弛まぬ鍛錬と才能の領域。
加えてこの高さを完登するには心臓の作りも常人と同じではないと思う。
僕は5mでも落ちるのは死ぬほど怖いしそこまで登ったら落ちてはいかん。

千里眼(初段)。怖くなさそうに見えて実は足元が断崖。

せっかく登れた「指人形(初段)」は写真を撮っていなかった。
これまでの人生で一番楽しい旅行だった。
以下、行程
2017年9月22日(金)
雨の予報だったが、奇跡を祈って仕事が終わって夜に岩手を出発。那須高原SAで一泊。



9月23日(土)
那須高原で起床。「あれっ、雨やんでるかも」でみんな盛り上がる。

後部座席が一番ましだが勝者と言えるほどではない。
みんな等しく辛くかったるい。
なお、じゃんけんで勝った順に先に運転してノルマをこなすとビールを飲みながら後ろで騒ぐのが我々のルール。
僕はじゃんけんに負けたのでビールも飲まずに大人しく最後に運転するし、酒が残ってるとまずいので翌朝も運転する貧乏くじ。
瑞牆山に到着。高野聖は地元クライマーに聞いても場所がわからず山を歩き回った。
そのほか先の写真の岩たちを登って遊ぶ。

瑞牆の夜は近くに何も食べるものがなく、暗闇の中を30分ほど車で走っていたらお祭りがやっていたので混ざる。
僕ら3人以外全員地元の青年会の人たちだった。
客が来るのは非常に珍しいらしく「救世主だ!」と歓待を受ける。
祭りというか、わざわざテントと屋台を出して自分たちだけで飲み会をしているような感じだった。
鹿肉のバーガーをいただく。
とても楽しそうで混ざって良かったと思った。
9月24日(日)
瑞牆二日目、朝5時に起きて指人形を登る。
他にもいろいろ回るが途中で水たまりにはまる。
昼頃に瑞牆を発つ。今回は二番目にじゃんけんに勝った。
負けたやつはビールを飲み始める。
運転するのは10時間近く先だから大丈夫かも。
途中のショッピングモールでラーメンを食べる。


深夜0時過ぎにわが家に到着。したと思うがビールでグラグラして覚えていない。
次の日は仕事。
みなさんのブログを見て
「たくさん旅行しているな」
「いろいろな飲食店を回っているな」
「日々発見しているな」と感心していたが、
僕も結構面白そうなことをしていることに気づいた。