原付旅行4日目(5/6(火))
カブ、モンキー、ゴリラ、スクーター(僕)で行く原付北海道旅行の出来事。
最後の最後、苫小牧からフェリーに乗り込んであとは帰るばかり。

昨夜は風呂に入っていないのでフェリーの風呂に入る。
すると、緊迫した船内放送が「お客様の中にお医者様はいませんか」と繰り返す。これは、漫画やドラマで見たあれだ!もちろん僕は医者でもないし医療の心得もないのでできることなど何もない。
風呂から上がり休憩コーナーの仲間の元に行く。どうやら僕たちの隣の部屋の人が血を吐いたらしい。船内放送は「医療関係者はいませんか」に変わった。医者はさすがにいなかったようだ。
出航して30分ほど経ったころ、病院に搬送するため苫小牧に引き返すらしい。どっしぇー、しかし大変な事態なので仕方ない。
もともと8時間かかる航路を引き返してまた戻るとどのくらい時間がかかるのだろう。「ずいぶんかかりそうだから、ビールの一本ももらえんかなぁ」と素直な感想を口にしたところ「あのやぁ、人が死にそうなんだよ」とたしなめられる。失礼した。
いつになるかわからんなぁと売店で角ハイを買って飲んでいると苫小牧についた。
着岸するためにフェリーが反転を始めると先ほど僕をたしなめた友人が「おおっ、ぅおおっ。フェリーがドリフトだっ!フェリーがドリフトだよっ」と興奮しているので「あのやぁ、人が死にそうなんだよ」とやり返す。
着岸すると救急隊が入ってきたのだが、くだんの病人は車椅子にのって押されていった。意識もあるようだし命にかかわるような事態ではなさそうに見えた。わからんけれど。
彼の車を降ろすために、自動車の持ち主たちが呼ばれていったん下船したりなど大変そうだった。
再び出航。当初の予定では18時に八戸市についてそのあと3時間ほど原付で走ることになる。僕は翌日朝6時半から仕事だ。仕方がないとはいえ早く帰りたい。
することもないので昼寝する。
昼寝をして起きると、到着予定は当初とおり18時着だという。お酒を控えておいてよかった。
八戸市は雨だった。暗い雨の中を走り、途中のコンビニで「また今度」と言って道すがらそれぞれ分かれていった。この時が寂しいんだよなぁ。


走行距離は4日間で473㎞。かなり疲れた。友人のメーターでは513㎞だった。かなり誤差がある。
原付旅も行けるところは行った感じ。次は一人旅になるかもしれない。