60人分のBBQを用意。毎年やっているが、なかなかのもんである。
しかし今年は担当から外れ、勝手にお手伝いに行くだけなので気が楽。
昨年は酒を飲まなかったが、仕事ではないので今年はのんでもいいか。盛り上がってきたらこっそり飲もう。
現地までの移動は後輩が運転してくれる。なんとなくシートの"ぱかっ"と開くドリンクホルダーにビールをはめてみるとぴったりだった。

「ぴったりですねぇ」先輩に言うと「そうだなぁ」となり、でも一本ハマりが悪いなぁ、ほなしょうがないから一本だけ飲みますか。しかし一人で飲むのもあれだしみんなで飲まんとなぁ。
といった経緯でやむを得ずなんの準備もしないうちに飲み始まってしまうのだった。
車内なので誰に気兼ねすることもなく楽しく職場の悪口を言い、「なんで休みの日に人のBBQの準備しなくちゃならんのだ」などと言い、これが悪いお酒というものかと納得しながら現地に着く。
暑くもなく寒くもなく大変気分がよろしい。
めんどうくせいしかったりぃなと思っていたはずなのにビールを飲むと途端に楽しくなってきた。
酒は「百害あって一利なし」というけれど、今日は一利はあるような気がする。

とりあえず大量の飲み物を冷やす。

焼き台を用意して炭を配る。
僕を含め去年まで担当したメンバーがが手伝いに来たのですぐに終わる。
まだ火はおこしていない。早すぎると炭がもったいない。
何もすることがなくなり、やむを得ずビールを飲まなくてはならなくなった。
つまみがないのだが、「万が一火がない状態でビールを飲む羽目になった時」に備えて冷凍の枝豆を用意してきた。昔の人は言いました「備えあれば憂いなし」。

そんなことをしていると徐々に人が集まってきて、「はよ準備せぇ」という雰囲気になる。手伝いにきたというと立派なようだが、先に飲んでいては評価はむしろマイナスでしょう。
かくして火は熾り、肉と野菜が届きBBQが始まる。
ただし、関係先さまのBBQなので僕たちの肉は、ない。
経費で出るわけでもなく高い金払うのもあほらしいので自分たちで用意したししゃもやら姫たら干しなどをぼちぼち焼いてたべる。
盛り上がってきたところで、ステーキを焼く。配るようなので僕たちの分は無い。
無いが、ちょっとづつ勝手に食う。

後輩がマツケンサンバを踊る予定だったが本日はなしになった。必死に作った推し活うちわ30枚は炭を煽るのに有効に使われている。別に文句はない。

3時間ほどわいわいやって終了。
酔っぱらいながら焼き台12台と60人分のテーブルいすを片づけ、ごみをまとめ、あれやこれやして帰る。
家に帰ってチキンカツの卵とじを食べ、例によってそのまま床で寝ていた。
午前3時半ころ謎のリズムで生活している息子(高1)に起こされ、ぬるくなったビールを「あぁもったいない」と一気に飲んで布団で寝る。
