『錬金術師の夢 ついに実現』
岩手の地方紙岩手日報から。
「鉛が金に変わる」──そんな錬金術的な現象が、実際に科学の現場で確認されたらしい。
欧州合同原子核研究所(CERN)が大型円形加速器LHCを用いた実験により、ごく微量ながら金を生成することに成功。しかし、生成された金は一瞬で消滅し、ジュエリー1個を作るには数兆回の実験が必要とされる。
ともあれ、基礎科学の可能性を広く市民に伝えるうえでも意味のある研究だったと思う。
ところで、こうした加速器の一つ直線型加速器「ILC(国際リニアコライダー)」を日本に誘致する動きがある。
候補地は岩手・宮城の境あたりである。
実現すれば、世界的な頭脳が日本に集うことになる。東北に国際的な研究拠点がおかれ、東北大学を中心に日本の教育水準の底上げが期待できる。かもしれない。
技術的な問題もありつつ建設費がとんでもない。
建設費は1兆3765億円。なじみのありそうな施策で給食無償化(約4800億円)や高校無償化(1034億円)と比較しても桁違いの予算規模であり財政的なハードルは極めて高い。
さらに、ILCの稼働には12万キロワットの電力が必要とされる。
原発1基100万キロワットの1割の電力が必要でエネルギー政策との連携も避けては通れない。
課題は多い、しかし、日本の明るい未来のためにできてほしいなILC。
『卵「縦に落とすと割れにくい」本当?』
もう一件は朝日新聞から。
マサチューセッツ工科大学から卵は横に落としたほうが割れにくいという研究結果が明らかになった。
今さらわかったんかーい!と言いつつ、まだまだ世の中には科学では解明できないことが多いのだなと感心する。
実験に使った卵は180個。落とすだけでなく潰す実験もしたそうだ。知らんがな。
興味深いことに、この記事の端っこに『しつもん、どらえもん』コーナーの回答が掲載されている。
『こたえ「いのち」』
