SELECT JAPAN(セレクトジャパン)
/700ml/828円(税込み)/2026年1月(マルイチマルシェ価格)
甲斐性なしくらぶの皆さんこんばんは。
ご存知だろうか、『セレクトジャパン』もしかしたら知らない人も多いかもしれない。
「そんなことどうでもいい。
どうせ最低クラスの酔えればいいだけのなんちゃってウイスキーだろ」
と思ったのではないだろうか。
ぶっちゃけその通りだ。
しかしそれだけではない。
今回はこの知られざる、しかし素晴らしいポテンシャルを秘めたセレクトジャパンの美味しい飲み方(驚くなかれ、意外にも美味しい)。
そして多くの皆さんにとって甚だどうでもいいであろう流通経路の謎について迫る。

外観
まずはラベルを見ていただこう。
どうだろう、このギリギリウイスキーな感じ。
多くの甲斐性なしの皆さんに親近感と安心感を与えるのではないだろうか。
続いて成分表示。

原材料は重量順に表示する法律であるため、意外なことにモルトの比率がもっとも多いことがわかる。次いでグレーン。
この辺りまでは国産の多くのウイスキーと同じ。
しかし最後がスピリッツである。
ニッカクリアや、トリスは『グレーンスピリッツ』となるため、ウイスキー感がなんとか保たれているがやはり最安価格帯の商品。
一般的な蒸留酒で水増ししてあるようだ。
まぁいいでしょう。大切なのは味だ。
ここからが本番。
ストレート
香り
瓶の口に鼻を近づけてみると思ったよりも良い香り。
リンゴ、カカオ、消毒液。やはりスピリッツ感が出ているのかもしれない。
味
アルコールだな。という感じ。値段なり、まずい。
ロック
香り
ストレートと同じ、リンゴがやや強いか。でもアルコール。
味
アルコール。まずい。
ハイボール
香り
土っぽい?飲みにくくも飲みやすくもない。なんともない。
味
なめらかな少し高級感のある甘み。
グレーンをバーボン樽で熟成させたような味わいと、カカオのビター感。
しかし、ちょっと嫌なアルコール感は拭えず、重層な味わいとはいいがたい。
セレクトジャパン勝利の方程式

ハイボールが意外と美味しく飲める。
という驚きは嬉しいところだが、セレクトジャパンの真価はこの先にある。
どういうことか。
驚くべきはこのセレクトジャパン、ハイボールにすると角や知多に通ずるような高級感のある甘みを有している。
それだけでは手放しでは喜べないのだが、2,3杯飲んでいい感じに酔ってくると、「嫌なアルコール感」を感じ取ることが難しくなってくる。
一方、ちょっと高級感のあるグレーンなのかバーボン樽なのかよくわかんないけど美味しい感じはしっかり感じることができるのだ!
つまりセレクトジャパンは
①1,000円台のウイスキーで気分よく酔っぱらう
②美味しい要素だけ感じる状態になったら飲む。
=コスパ最強
おわかりいただけただろうか。
これがセレクトジャパン勝利の方程式である。
酔った状態で、しっかり味わえないのにそれなりのウイスキーを飲むのはもったいない。
でも美味しいハイボールを飲み続けたい。
上記の方程式はそんな悩みを抱える
我ら甲斐性なし安酒ハンター(失礼)にとっての最適解なのである。
おわかりいただけなかった人も「一定の理解は得ました」くらいの皮肉は言ってもらいたい。
飲もう!セレクトジャパン!
セレクトジャパン流通網の謎
以上がこの記事の本編なのだが、僕が頻繁に行くスーパーでは見かけない。
それどころか天下のAmazonでも販売していない。
しかし、楽天ショップにはある。
これはなぜか、どうでもいいがとても気になる。
流通経路の謎に迫ることにした。
僕が通うスーパー、岩手県、青森県に広く展開するスーパーマーケット『アークスグループ」=ジョイス、ユニバースなどでは不思議と見かけない。
また、ネットで検索する限り、セブン・イオン系列でも取り扱いはされていないようだ。
Amazonにすらない。
一方楽天ショップでは販売されている。
楽天ショップの販売元は「ワイン紀行」。
その運営会社は福島県福島市に本社を置く「スーパーマーケットいちい」である。
他の取り扱い店舗を探ると
青森県「紅屋商事」
岩手県「マルイチ」
愛知県「義津屋」
などが挙げられる。
我らがセレクトジャパンの製造会社は「千寿酒造」静岡県の会社である。
これらをつなぐ流通網は何か。
当初考えたのは小売り中小企業の連合体「CGCグループ」が仲介をしていることだった。
しかしCGCの品ぞろえが良いアークスグループの店舗には置いていない。
どうやらCGCグループではないようだ。
さらに調査を進めるとある共通点が見えてきた。
セレクトジャパン販売店に共通する点とは
山梨県の企業「いちやまマート」のプライベートブランド「美味安心」シリーズを取り扱っているのである。
そして千寿酒造は美味安心シリーズの「純米料理酒」の製造元であったのだ。
ここから推察するに、美味安心シリーズの純米料理酒と同じ流通ルートにセレクトジャパンは乗っている。
そして、千寿酒造は自社HPにすらセレクトジャパンを掲載していないことから、完全BtoB商品として取り扱い広告費を限界まで削って価格を抑えている。
ゆえに、知られざる良品であるセレクトジャパンはいちやまマート経由のルートで主に取り扱われているのである。
いかがだろうか?かなり真実に迫っているのではないかと思う。
一方では、全部タダの妄想かもしれないとも思っている。
かなりの時間を使って調べたのだが、その間ずっと頭にこびりついて離れない。
「一体何をやっているのか」
暇だとお思いか。そうかもしれん。




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