もう誰でもいい。誰か助けて。
健康診断書を受け取ったら腎機能指標である「e-GFR」値が急に低下していため慌てて病院に行くことにした。
以前「腎臓に気をつけて」といってくれた病院に電話したが、ちょうど休診の日で電話にでない。
もうどこの病院でもいい。誰か助けて。
なぜこんなにびびっているかというと、腎機能が超大事だからである。
その機能はおおまかに4つ。
1 老廃物をろ過して血液を綺麗に保つ。(尿の役割)
体内ではグルコースや脂質、タンパク質などの栄養素を化学反応を起こしてエネルギーにしたり別の物質を合成しており、その際にできた不要なものが血液に乗って体内を流れている。その血液を腎臓がろ過して血液から老廃物を取り除いている。
主に、尿素、尿酸、クレアチニンなど。尿酸はおじさんには馴染のある物質でではないでしょうか。プリン体からできるあれです。尿酸は水に溶けにくいので体の中で結晶化しておじさんたちを悩ませる例の現象のもとになるわけですね。
2 血液の成分を調整する。(尿の役割)
1と似ているけど、こちらは体に必要なものを必要な分量残して尿として捨てる。という役割。
糖、ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなどですね。
カリウムは少ないと倦怠感や手足のしびれや不整脈などが起きるみたいだが、多くなるとこれまた不整脈を起こしてみたり心停止を起こしたりするらしい。恐ろしい。
といったことから、ちょうどいい量を保つために頑張ってくれいてるのである。
3 体内の水分量を適正に保つ。(尿の役割)
人体の60%は水と言われていますが、減ると脱水になり血液を十分に循環させらなくなり、多いとむくみが生じる。浮腫というと可愛いけど『浮腫』というらしい。そのうち肺に水が溜まったり(肺浮腫)お腹に水が溜まったり(腹水)するようである。
肺に水があるって水中で生活してるようなもんである。
4 血圧調節などのホルモンを分泌する
血液をろ過するには血圧をある程度高くしないといけないことから、血圧が低いと腎臓から「血圧を高くしろ〜!」というホルモンが分泌される。
また、血液が酸欠だと「赤血球をもっとつくれ〜!」というホルモンが分泌される。
あと骨を丈夫にするとかそんな司令も出すらしい。
これらが腎臓の役割の大まかなところだと考えている。(何冊か腎臓の本を読んだ感想)
上記の働きが正常に行われないと、通風になる程度は良い方で簡単に言うとすぐに死ぬのである。こんなに大事な腎臓なのに機能が失われると元に戻らないのである。あな恐ろしや。
元に戻らない理由はネフロンという腎臓の構造物が血液をろ過する際の仕組みに関係するのだけれど、その話はまた今度。
この話はとても怖いので気になる人はこの本だけでも読んでみると良いと思う。
イラストが多く、字も大きいのでわりと簡単に読めるし腎臓が悪くない人でも普段の食生活で気をつけるべきことが書かれている。
図書館とかにもおいてあるのでは?(僕のまちには一冊あった。)
で、病院に行くことにしたわけだが、田舎に住んでいるので周辺にはあまり病院がない。それでも糖尿病に専門性が高い一般内科があるためそこに電話をしてみた。
腎臓について診療してほしいが良いか、訊ねたらしばらく待てと言われ数分の後に大丈夫だと言うので、なるはやで予約をお願いする。
大変感じの良い女性であった。
数日後の予約を心待ちにして行ってみた。
医院受付の少し年配のお姉さんに「マスクを持っているか」と聞かれた。もってないと答えると「マスクはぁ〜、してもらわないと〜、流行ってるから〜」とねちねちとだるだると言われる。電話で話した感じの良い医院とはとても同じ医院とは思えない気だるさである。
マスクを買ってこないと院内に入れないのだなと思い、だるだるお姉さんを遮って「わかりました〜」と外に出ようとすると「車にマスクありますか?」と聞かれる。
僕の居住地域は岩手県の片田舎なので自動車を一人一台所有するのが一般的である。しかし僕は基本的にチャリンコ移動なので珍しいことに車を持っていない(家の車は奥様のものである。)。
車にマスクどころか車がないのである。
「ないです」と答え外に出ようとする。
するとまた「マスクはぁ〜、してもらわないと〜、流行ってるから〜」「わかりました〜」と再び外に出ようとすると、引き止められ「ここで買うか、近くの薬局で買うか、コンビニで買ってきてください」と言われる。
売ってんのかい、と思いつつこの年配のだるだるお姉さんと話すのが嫌だったのでチャリでコンビニに行き買ってくる。
受付を済ませると、尿検査と採血をされた。
予約の時間に行ったのに、待ち時間の表示は1時間前の予約の人たちが表示されている。
病院というのはどこも予約時間を1時間くらいは過ぎてから診察が始まるのだがなぜなのか。待たせることによって医者と患者の上下関係をわからしているとかですか?
まぁ待つものだと思ってるのでさして気にならない。電車なんか10分遅れても騒ぐのにな。
お医者さんはきれいな女性であった。
数年分の健康診断結果を見ながら「年齢の割には数値がよろしくない」「40代だとe-GFR値は60以上はほしい」というようなことを言っていた。
そうだろうなと思う。
とりあえず、腎臓に負担がかからないようにタンパク質と塩分の摂取を控えて水を一日1.5L〜2Lくらい飲むように言われる。
採血と尿検査の結果、e-GFR値52と健康診断のときより若干良い数値がでていた。数値にはブレがあるようだ。
「筋トレは数値に影響するのか」とネットの怪しい知識で大変失礼だが聞いてみた。良くわからんという反応であったが。筋肥大のためにタンパク質をたくさん取るのは控えるよう言われる。
鳥胸肉ばかり食べている身としてはちょっと切ないが仕方あるまい。
また、腎臓の機能を低下させないため腎臓への負担を減らす薬を処方してくれた。
『ジャディアンス錠』という。
糖尿病治療や慢性腎臓病患者に使う薬とのことで、糖を尿中に排出する働きがあるらしい。
副作用も当然あるが、糖を尿中に排出することから当然ことながら痩せる!?
「痩せてしまうと思いますが良いですか?」と聞かれる。
実は僕は痩せすぎの境界値ぎりぎりであるので、これ以上痩せるとそれはそれで不健康になるのである。もちろんそんなことはどうでも良い。腎臓のほうが大事である。
この美人のお医者さんは「私も飲みたい」とおっしゃっていた。飲めばええがな。
というか巷にあふれる「〇〇するだけダイエット」の極みのような薬があることに驚いた。まさに「飲むだけで痩せる」のである。世の中の痩せる系サプリは100%嘘だと思うが本当にこんな薬があるというのは逆にたちが悪い。転売しようかと思う。
高いんかなぁ?と思ったが一月分で3,000円程度であった。健康なら不要な出費なので無駄な出費ではあるが、許容範囲である。
酒を飲んでも大丈夫か?と訊ねると
「お酒は普通に飲んでも大丈夫」とのこと、大事な人には大事な情報である。
とりあえず薬をもらって安心したようなしてないような。
一先ずは美人のお姉さんとお話ができてスナックに行くよりは大変有意義な時間と金の使い方であった。という良くわからない感想を抱いて帰ってきたのである。
次回の通院は1ヶ月後(2024.12)である。
そんなわけで、胸肉を食べなくなりタンパク質の摂取をどうしよかな〜というところである。
次はネフロンの消耗品である理由と1ヶ月後の経過観察あたりを書ければと思う。
今回参考にしてるのは次の書籍。


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